りんごといえば「ふじ」「王林」。そのくらいしか知りませんでした。まさか、世界には15000もの品種があるだなんて。
わたしたちのりんご畑には20種類ほどのりんごが植えられています。中には、暑い8月に収穫時期を迎えるものもあります。そういうりんごは日持ちしないものが多く、ぜひ生で食べてもらいたいと思っても、なかなか難しかったりします。
でも、りんごジュースであれば、いろんなりんごを楽しんでもらえる時期を長くすることができるのです。
2021年シーズンに収穫したりんごから作った、全15種類のりんごジュースを少しでもたくさんの人に楽しんでいただき、ご自身のお気に入りの品種を見つけていただけたら嬉しいく思います。
ラベルは、「刷版」(すりばん)というものからヒントをいただいて作成しました。「刷版」とは、昭和40年代くらいまでりんご流通の際に使われていた「ステンシル」のようなものです。
今ではほとんど使われていませんが、職人さんによってひとつひとつ作られた「刷版」は味わい深く、りんごの歴史を感じることができる文化財でもあります。
りんごと共に青森で積み上げられてきた生活の様子を、いろんな形でお伝えしていきたいと思います。
ご興味のある方は、「旅するりんご農家」のBASEショップをご覧ください。